
2試合ではっきり アギーレに求められる「本田外し」の決断
2014年9月10日
アギーレ新監督にとって2戦目の相手、ベネズエラのFIFA世界ランクは29位。
日本代表の44位と比べると格上に思えなくもないが、その実態は
「南米10カ国の中で唯一、W杯出場歴がない」上に「国内人気ナンバーワンのスポーツは野球」
というお国柄。世界の舞台は未体験ゾーンである。
ところが、アギーレ・ジャパンは大苦戦した。後半から登場のFW武藤嘉紀(22=FC東京)が
先制点を決めてから、7分後だった。DF水本裕貴(28=広島)が相手選手を倒してPKを献上。
日本が2─1とリードして迎えた後半26分、正面に飛んできたシュートを
GK川島永嗣(31=スタンダール)がキャッチし損ねて、ボールはゴールネットに吸い込まれた。
「初戦ウルグアイ戦の2失点も選手の凡ミスが原因でした。この日の2失点に絡んだ選手のプレーも
代表レベルには程遠く、お粗末のひと言に尽きます。特にGK川島は、言い訳無用の大チョンボ。
試合後にベネズエラの監督が『日本─ウルグアイ戦を検証したら、プレスをかけると日本選手は
エラーすることが分かった』とコメントした。失点に直結したミスを犯した選手は今後、
代表に招集されなくなっても文句は言えない」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)
■チーム構想に合わず、若手も伸びなくなる恐れ
攻撃面では代表2試合目の武藤と1試合目の柴崎岳(22=鹿島)がゴールを決め、
スポーツメディアは「アギーレの選手起用ズバリ」と持ち上げるが、この2試合で新監督は
「手応えを感じられなかったはず」とサッカージャーナリストの森雅史氏が続ける。
「たとえばザッケローニ監督時代には、左サイドで崩して右のFW岡崎が決めるといった
ストロングポイントが早い段階からあった。しかし、この日はブラジルW杯を経験した
FW大迫勇也と柿谷曜一朗も良さを出せず、これから効果的な攻撃パターンが生まれるかどうか、
アギーレ監督は実感を得られなかったことでしょう」
アギーレ監督自身も、デキの悪かったMF本田圭佑(28=ミラン)をフル出場させているようでは、
今後に大きな不安を残す。ドイツサッカー協会公認S級指導者ライセンス保持者の鈴木良平氏がこう言う。
「新指揮官はハードワーク、走力、運動量、献身性、球際の激しさなどを選手に求めているが、
どれも本田には備わっていない。本田が代表にいる限り、若手は王様・本田に遠慮し、
持てる力を発揮できない状況も想定される。アギーレの速やかな決断に期待したい」
1分け1敗で船出したアギーレ・ジャパン。前途は多難だ。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/153239
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/153239/2
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/153239/3
2014年9月10日
アギーレ新監督にとって2戦目の相手、ベネズエラのFIFA世界ランクは29位。
日本代表の44位と比べると格上に思えなくもないが、その実態は
「南米10カ国の中で唯一、W杯出場歴がない」上に「国内人気ナンバーワンのスポーツは野球」
というお国柄。世界の舞台は未体験ゾーンである。
ところが、アギーレ・ジャパンは大苦戦した。後半から登場のFW武藤嘉紀(22=FC東京)が
先制点を決めてから、7分後だった。DF水本裕貴(28=広島)が相手選手を倒してPKを献上。
日本が2─1とリードして迎えた後半26分、正面に飛んできたシュートを
GK川島永嗣(31=スタンダール)がキャッチし損ねて、ボールはゴールネットに吸い込まれた。
「初戦ウルグアイ戦の2失点も選手の凡ミスが原因でした。この日の2失点に絡んだ選手のプレーも
代表レベルには程遠く、お粗末のひと言に尽きます。特にGK川島は、言い訳無用の大チョンボ。
試合後にベネズエラの監督が『日本─ウルグアイ戦を検証したら、プレスをかけると日本選手は
エラーすることが分かった』とコメントした。失点に直結したミスを犯した選手は今後、
代表に招集されなくなっても文句は言えない」(サッカージャーナリスト・六川亨氏)
■チーム構想に合わず、若手も伸びなくなる恐れ
攻撃面では代表2試合目の武藤と1試合目の柴崎岳(22=鹿島)がゴールを決め、
スポーツメディアは「アギーレの選手起用ズバリ」と持ち上げるが、この2試合で新監督は
「手応えを感じられなかったはず」とサッカージャーナリストの森雅史氏が続ける。
「たとえばザッケローニ監督時代には、左サイドで崩して右のFW岡崎が決めるといった
ストロングポイントが早い段階からあった。しかし、この日はブラジルW杯を経験した
FW大迫勇也と柿谷曜一朗も良さを出せず、これから効果的な攻撃パターンが生まれるかどうか、
アギーレ監督は実感を得られなかったことでしょう」
アギーレ監督自身も、デキの悪かったMF本田圭佑(28=ミラン)をフル出場させているようでは、
今後に大きな不安を残す。ドイツサッカー協会公認S級指導者ライセンス保持者の鈴木良平氏がこう言う。
「新指揮官はハードワーク、走力、運動量、献身性、球際の激しさなどを選手に求めているが、
どれも本田には備わっていない。本田が代表にいる限り、若手は王様・本田に遠慮し、
持てる力を発揮できない状況も想定される。アギーレの速やかな決断に期待したい」
1分け1敗で船出したアギーレ・ジャパン。前途は多難だ。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/153239
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/153239/2
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/sports/153239/3
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