
【宮本恒靖氏の新マスターチェック!!】
元日本代表主将でサンケイスポーツ専属評論家の宮本恒靖氏(37)が日本代表の試合を分析。
今回は14日の国際親善試合・ブラジル戦を振り返り、0-4の大敗の引き金となったポジショニングの「誤差」を指摘した。
世界トップレベルと戦う上での厳しさと、日本が過去2分け9敗と未勝利の「王国」から大金星を挙げるヒントを探った。
序盤は日本がプレスをかけ、ブラジルにバックパスを選択させる場面も散見できた。
しかし、中盤でドリブルなどを繰り出されると日本の選手が持ち場から引き出され、危険なスペースが生まれていた。前半18分の1失点目は象徴的なシーンだった。
最前線のFWジエゴタルデリが中盤までボールを受けに下がった。その動きにアンカー(中盤の底)のMF田口がバイタルエリアから引き出され、
中盤とDFラインの間に直径10メートル程度の無人のスペースが生まれた。
ジエゴタルデリは味方とのワンツーで田口を置き去りにし、バイタルエリアで難なく前を向く。
森重と塩谷の両センターバックの注意が前方のジエゴタルデリに向いたところで、2人の背後を突いたFWネイマールがスルーパスを受けて先制点を決めた。
ここで悔やまれるのは右MFの森岡の位置取りだ。(相手ゴール方向を向く)田口の右前方の、スペースを消すところにポジショニングしたかった。
そうすれば、田口は引き出されずに済んだ。世界のトップとの対戦ではこのように、細かい位置取りの修正を徹底しないとやられてしまう。
ゴール前のクロスへの対処であれば、数センチの誤差で命取りとなる。
日本は2点目を取られてから何もできなかった印象がある。4点すべてを決めたネイマールにボールが渡らないように、パスコースを限定するなど対処法はあった。
攻撃面では、FW岡崎が随所に見せたDF裏を狙う動きはたとえブラジルでも嫌がるものだ。
私が現地視察したW杯ではブラジルは準決勝のドイツ戦で1-7と大敗を喫した。
これは運動量でドイツが上回っていたからで、日本もカウンターや守備の連動でハードワークをすれば勝機はある。
ブラジル相手に先発6人を入れ替えたアギーレ監督の采配には賛否両論があるようだが、私は若手が経験を積むことは良いことだと思う。
W杯本大会にいけばこうした相手と実際に対戦するし、DF長友やFW本田らすでにブラジルのすごさを知るメンバーで再び挑む必要はない。
ブラジルの局面での強さ、速さなど若手は大きな差を感じたはずだ。とやかく言われるのは、代表監督の宿命だろう。
今回の2試合でMF柴崎、DF塩谷らは持ち味を出した。DF太田もいいボールを蹴り、長友との競争意識も高まったはずだ。
今後は来年1月のアジア杯(豪州)に向けて新しい選手を見る機会は減っていき、チームのベースに質の高い選手を加える作業へと移るだろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)
2014.10.16 05:03
http://www.sanspo.com/soccer/news/20141016/jpn14101605030003-n3.html
【サッカー】武田&前園氏 王国との一戦にベストメンバーで臨まないという“迷采配”を見せたアギーレ監督の戦術を徹底糾弾
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1413426943/
http://www.sanspo.com/soccer/news/20141016/jpn14101605030003-n1.html
元日本代表主将でサンケイスポーツ専属評論家の宮本恒靖氏(37)が日本代表の試合を分析。
今回は14日の国際親善試合・ブラジル戦を振り返り、0-4の大敗の引き金となったポジショニングの「誤差」を指摘した。
世界トップレベルと戦う上での厳しさと、日本が過去2分け9敗と未勝利の「王国」から大金星を挙げるヒントを探った。
序盤は日本がプレスをかけ、ブラジルにバックパスを選択させる場面も散見できた。
しかし、中盤でドリブルなどを繰り出されると日本の選手が持ち場から引き出され、危険なスペースが生まれていた。前半18分の1失点目は象徴的なシーンだった。
最前線のFWジエゴタルデリが中盤までボールを受けに下がった。その動きにアンカー(中盤の底)のMF田口がバイタルエリアから引き出され、
中盤とDFラインの間に直径10メートル程度の無人のスペースが生まれた。
ジエゴタルデリは味方とのワンツーで田口を置き去りにし、バイタルエリアで難なく前を向く。
森重と塩谷の両センターバックの注意が前方のジエゴタルデリに向いたところで、2人の背後を突いたFWネイマールがスルーパスを受けて先制点を決めた。
ここで悔やまれるのは右MFの森岡の位置取りだ。(相手ゴール方向を向く)田口の右前方の、スペースを消すところにポジショニングしたかった。
そうすれば、田口は引き出されずに済んだ。世界のトップとの対戦ではこのように、細かい位置取りの修正を徹底しないとやられてしまう。
ゴール前のクロスへの対処であれば、数センチの誤差で命取りとなる。
日本は2点目を取られてから何もできなかった印象がある。4点すべてを決めたネイマールにボールが渡らないように、パスコースを限定するなど対処法はあった。
攻撃面では、FW岡崎が随所に見せたDF裏を狙う動きはたとえブラジルでも嫌がるものだ。
私が現地視察したW杯ではブラジルは準決勝のドイツ戦で1-7と大敗を喫した。
これは運動量でドイツが上回っていたからで、日本もカウンターや守備の連動でハードワークをすれば勝機はある。
ブラジル相手に先発6人を入れ替えたアギーレ監督の采配には賛否両論があるようだが、私は若手が経験を積むことは良いことだと思う。
W杯本大会にいけばこうした相手と実際に対戦するし、DF長友やFW本田らすでにブラジルのすごさを知るメンバーで再び挑む必要はない。
ブラジルの局面での強さ、速さなど若手は大きな差を感じたはずだ。とやかく言われるのは、代表監督の宿命だろう。
今回の2試合でMF柴崎、DF塩谷らは持ち味を出した。DF太田もいいボールを蹴り、長友との競争意識も高まったはずだ。
今後は来年1月のアジア杯(豪州)に向けて新しい選手を見る機会は減っていき、チームのベースに質の高い選手を加える作業へと移るだろう。 (サンケイスポーツ専属評論家)
2014.10.16 05:03
http://www.sanspo.com/soccer/news/20141016/jpn14101605030003-n3.html
【サッカー】武田&前園氏 王国との一戦にベストメンバーで臨まないという“迷采配”を見せたアギーレ監督の戦術を徹底糾弾
http://hayabusa3.2ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1413426943/
http://www.sanspo.com/soccer/news/20141016/jpn14101605030003-n1.html
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