
アギーレ初陣にみる3つのポジティブ要素 自分たちのサッカーと決別した日本代表
◆ベールに包まれていたアギーレジャパン
初陣の当日。前日の雨は完全にあがり、見上げると札幌の空はすっかり
秋めいた色になっていた。ハビエル・アギーレ率いる新生日本代表の初戦は、
札幌ドームで行われる。思えば、日本代表新監督のデビュー戦は、
ここ最近ずっと東京の国立競技場、もしくは埼玉スタジアムで行われていた
(編注:それ以外でのデビュー戦はフィリップ・トルシエ監督の1998年10月に
大阪・長居で行われた試合までさかのぼる)。ここ札幌で、新たな日本代表が
披露される。二重の意味での新鮮さを覚えずにはいられない。
この日、日本が迎えるのはウルグアイ。ディエゴ・フォルランやディエゴ・ルガーノといった
ベテランが去り、ルイス・スアレスは諸事情で招集されず、監督のオスカル・タバレスも
背骨の手術のため来日せず。それでも、相手がFIFA(国際サッカー連盟)ランキング6位
の南米チャンピオンであることに変わりはない(日本は44位)。
ブラジルはクイアバにてコロンビアに大敗して、実に66日ぶりにわれわれの
目前に姿を現す日本代表。新たな指揮官を迎えて、果たしてどのような姿を
見せるのであろうか。合宿自体は4日間にわたって行われたが、前々日と前日は
冒頭15分のみの公開だったので、具体的な戦術練習は確認できなかった。
それでも選手たちのコメントから、おおよそのアウトラインは推察することができる。
センターFWでの起用が有力視されていた大迫勇也は「トップ下が2枚という
イメージで僕はやっています」と証言。前線に3人が並ぶことになるのは間違いない。
また、所属するヘルタ・ベルリンでは主にアンカーの役割を担っている細貝萌は
「アンカーをやるかもしれないし、前の2つのポジション(インサイドハーフ)を
やる可能性もある」と語っており、中盤はアンカーとインサイドハーフ2枚という
構成になるようだ。となると、最終ラインは必然的に4枚。
ただし、それほど明確な約束事はまだないようだ。吉田麻也は言う。
「戦術面で(前の代表と)一番違うのは、アンカーを置くか置かないかというところ。
今までは、サイドバックが絞って守備をしていたところがあったけれど、
サイドバックも絞るし、アンカーを使いながら相手のカウンターの芽を
摘まないといけない。ラインの設定などは、明日やりながらですね」
なお、チームの約束事については「コンパクトに保つことと、(攻守の)切り替えを
速くすること」(田中順也)くらい。あとは、ほとんどぶっつけ本番で臨むことになりそうだ。
とはいえ、初陣にあまり多くを求めるべきではないのかもしれない。今回のウルグアイ戦は、
相手がかなりの格上ということもあるので、特に守備面に注目することにしたい。
(>>2-5辺りに続く)
スポーツナビ 2014年9月6日13:02(宇都宮徹壱)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2014/columndtl/201409060005-spnavi
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2014/columndtl/201409060005-spnavi?page=2
画像:わずか4日のみの練習で初戦に臨むことになったアギーレ監督。新生日本代表はウルグアイに敗れ黒星スタートとなった

画像:流動的なポジションをとるアンカーを任された森重は、適応能力の高さを見せた
http://iwiz-spo.c.yimg.jp/im_siggikf.roEnW7HJRhEm8FIbuw---x490-y490-pril/c/sports/text/images/2014/0906/201409060005-spnavi_2014090600018_view.jpg
画像:途中出場ながら代表デビューとなった武藤は、後半43分にポストを叩く惜しいシュートをみせた
http://iwiz-spo.c.yimg.jp/im_siggklVKTlGMcMd3c4T50smBnQ---x490-y490-pril/c/sports/text/images/2014/0906/201409060005-spnavi_2014090600019_view.jpg
画像:この試合でキャプテンマークを巻いた本田は、豊富な運動量で守備にも貢献していた

◆ベールに包まれていたアギーレジャパン
初陣の当日。前日の雨は完全にあがり、見上げると札幌の空はすっかり
秋めいた色になっていた。ハビエル・アギーレ率いる新生日本代表の初戦は、
札幌ドームで行われる。思えば、日本代表新監督のデビュー戦は、
ここ最近ずっと東京の国立競技場、もしくは埼玉スタジアムで行われていた
(編注:それ以外でのデビュー戦はフィリップ・トルシエ監督の1998年10月に
大阪・長居で行われた試合までさかのぼる)。ここ札幌で、新たな日本代表が
披露される。二重の意味での新鮮さを覚えずにはいられない。
この日、日本が迎えるのはウルグアイ。ディエゴ・フォルランやディエゴ・ルガーノといった
ベテランが去り、ルイス・スアレスは諸事情で招集されず、監督のオスカル・タバレスも
背骨の手術のため来日せず。それでも、相手がFIFA(国際サッカー連盟)ランキング6位
の南米チャンピオンであることに変わりはない(日本は44位)。
ブラジルはクイアバにてコロンビアに大敗して、実に66日ぶりにわれわれの
目前に姿を現す日本代表。新たな指揮官を迎えて、果たしてどのような姿を
見せるのであろうか。合宿自体は4日間にわたって行われたが、前々日と前日は
冒頭15分のみの公開だったので、具体的な戦術練習は確認できなかった。
それでも選手たちのコメントから、おおよそのアウトラインは推察することができる。
センターFWでの起用が有力視されていた大迫勇也は「トップ下が2枚という
イメージで僕はやっています」と証言。前線に3人が並ぶことになるのは間違いない。
また、所属するヘルタ・ベルリンでは主にアンカーの役割を担っている細貝萌は
「アンカーをやるかもしれないし、前の2つのポジション(インサイドハーフ)を
やる可能性もある」と語っており、中盤はアンカーとインサイドハーフ2枚という
構成になるようだ。となると、最終ラインは必然的に4枚。
ただし、それほど明確な約束事はまだないようだ。吉田麻也は言う。
「戦術面で(前の代表と)一番違うのは、アンカーを置くか置かないかというところ。
今までは、サイドバックが絞って守備をしていたところがあったけれど、
サイドバックも絞るし、アンカーを使いながら相手のカウンターの芽を
摘まないといけない。ラインの設定などは、明日やりながらですね」
なお、チームの約束事については「コンパクトに保つことと、(攻守の)切り替えを
速くすること」(田中順也)くらい。あとは、ほとんどぶっつけ本番で臨むことになりそうだ。
とはいえ、初陣にあまり多くを求めるべきではないのかもしれない。今回のウルグアイ戦は、
相手がかなりの格上ということもあるので、特に守備面に注目することにしたい。
(>>2-5辺りに続く)
スポーツナビ 2014年9月6日13:02(宇都宮徹壱)
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2014/columndtl/201409060005-spnavi
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/soccer/japan/2014/columndtl/201409060005-spnavi?page=2
画像:わずか4日のみの練習で初戦に臨むことになったアギーレ監督。新生日本代表はウルグアイに敗れ黒星スタートとなった

画像:流動的なポジションをとるアンカーを任された森重は、適応能力の高さを見せた
http://iwiz-spo.c.yimg.jp/im_siggikf.roEnW7HJRhEm8FIbuw---x490-y490-pril/c/sports/text/images/2014/0906/201409060005-spnavi_2014090600018_view.jpg
画像:途中出場ながら代表デビューとなった武藤は、後半43分にポストを叩く惜しいシュートをみせた
http://iwiz-spo.c.yimg.jp/im_siggklVKTlGMcMd3c4T50smBnQ---x490-y490-pril/c/sports/text/images/2014/0906/201409060005-spnavi_2014090600019_view.jpg
画像:この試合でキャプテンマークを巻いた本田は、豊富な運動量で守備にも貢献していた

3: ブリーフ仮面(第四十一期次席卒業生)φ ★@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 21:50:29.61 ID:???0.net
(>>1からの続き)
◆アンカーの判断でディフェンスの枚数が決まる?
キックオフ1時間前、配布されたメンバー表を見て目をむいた。
ずいぶんと予想外のメンバーが並んでいたからだ。GKは川島永嗣。
DFは長友佑都、森重真人、吉田、酒井宏樹、坂井達弥、MFは細貝、田中、
そしてFWは岡崎慎司、本田圭佑、皆川佑介。
まず驚いたのは、坂井と皆川の初招集組をいきなりスタメンで起用したことである。
とりわけ皆川は、今季プロデビューを果たしたばかりで、まだC契約
(編注:Jリーグの選手契約条件の一つで、チーム加入後に所定の出場時間を
クリアしていない選手が該当。A契約が最も上位)だ。これはかなり思い切った起用
と言ってもいいだろう。加えて、DF登録が5人もいるのはどうしたことか。これは大方の
予想を覆しての5バック、もしくは3バックということなのだろうか。あまりにも意外なリストに、
この試合のキャプテンに本田が選ばれたことを見落としてしまったくらいだ。
結局のところ、この日の布陣は4-3-3であった。DFは右から、酒井宏、吉田、
坂井、長友で、森重はアンカーでの起用。インサイドに細貝と田中が入り、
前線は皆川を頂点として、右に本田、左に岡崎を配置した。ポイントはやはり、
アンカーの森重だろう(長谷部誠が前日にけがで離脱したため、てっきり本職の
細貝が使われると思ったのだが)。もっとも指揮官によれば、森重はアンカーというよりも
「3バックの真ん中」という認識らしい(試合後の会見で「森重は3バックの真ん中で
非常によかったと思う」と発言している)。では、プレーした当人はどう考えていたのだろうか。
「相手が2トップの場合は、自分が入って後ろが3枚。相手がワントップの場合は、
僕が下がる必要はない。そこは試合の状況を見ながら、自分が入る時と入らない時を
使い分けています。守備の時は2センター(バック)の前で、自分がしっかり
(相手選手に)つく。その時は、自分がCBと同じラインに入ることはほとんどなくて、
自分が前でスペースを消しながら、CBを助ける動きはできていたと思います」
つまり森重自身の判断で、この日の日本の最終ラインは3枚(あるいは5枚)になったり
4枚になったりしていたわけである。ちなみにアギーレからは、特に細かい指示は
なかったそうだ。「昨日(の練習で)初めてやったけれど、役割というものは
しっかり把握していたし、整理して(試合に)入れたので」とは当人の弁。
森重がこのポジションを任されたのは、そうした適応能力を買われてのことだったのかもしれない。
◆「チームに戻ってしっかり修正したい」
「日本のプレーで一番驚いたのは、4バックが非常に安定していたことだ」――
ウルグアイのセルソ・オテロ・キンタス監督代行は、試合後の会見でこのように
述べている。多少の社交辞令はあったかもしれないが、手堅い守備の伝統を持つ
ウルグアイの指導者からこのように言われたのは、決して悪い気はしない。確かに、
実質3日間のトレーニングだけで挑んだ急造ディフェンスラインにしては、そこそこ機能
していたと思うし、何より崩されての失点がひとつもなかったことは評価されてもよいだろう。
それだけに、日本の失点がいずれも自分たちのミスによって生じたものとなったのは、
返す返すも残念である。最初の失点は、前半34分。何気ない酒井宏からの
バックパスに、坂井がトラップミス。相手DFから離れたボールを、ウルグアイの
選手たちは見逃さなかった。とっさにエディンソン・カバーニが間合いを詰めて奪い、
マルティン・カセレス、ディエゴ・ロランとパスが回って、最後はカバーニが巧みに
ゴールに流し込む。次の失点は後半25分。マキシミリアノ・ペレイラの
(日本から見て)左からのクロスを、酒井宏がヘッドで中央にクリアしてしまう。
ニコラス・ロデイロのシュートは、いったんは川島が止めて、坂井が遠くに
蹴り出そうとするも、最後はアベル・エルナンデスが詰めてネットを揺らした。
(続く)
◆アンカーの判断でディフェンスの枚数が決まる?
キックオフ1時間前、配布されたメンバー表を見て目をむいた。
ずいぶんと予想外のメンバーが並んでいたからだ。GKは川島永嗣。
DFは長友佑都、森重真人、吉田、酒井宏樹、坂井達弥、MFは細貝、田中、
そしてFWは岡崎慎司、本田圭佑、皆川佑介。
まず驚いたのは、坂井と皆川の初招集組をいきなりスタメンで起用したことである。
とりわけ皆川は、今季プロデビューを果たしたばかりで、まだC契約
(編注:Jリーグの選手契約条件の一つで、チーム加入後に所定の出場時間を
クリアしていない選手が該当。A契約が最も上位)だ。これはかなり思い切った起用
と言ってもいいだろう。加えて、DF登録が5人もいるのはどうしたことか。これは大方の
予想を覆しての5バック、もしくは3バックということなのだろうか。あまりにも意外なリストに、
この試合のキャプテンに本田が選ばれたことを見落としてしまったくらいだ。
結局のところ、この日の布陣は4-3-3であった。DFは右から、酒井宏、吉田、
坂井、長友で、森重はアンカーでの起用。インサイドに細貝と田中が入り、
前線は皆川を頂点として、右に本田、左に岡崎を配置した。ポイントはやはり、
アンカーの森重だろう(長谷部誠が前日にけがで離脱したため、てっきり本職の
細貝が使われると思ったのだが)。もっとも指揮官によれば、森重はアンカーというよりも
「3バックの真ん中」という認識らしい(試合後の会見で「森重は3バックの真ん中で
非常によかったと思う」と発言している)。では、プレーした当人はどう考えていたのだろうか。
「相手が2トップの場合は、自分が入って後ろが3枚。相手がワントップの場合は、
僕が下がる必要はない。そこは試合の状況を見ながら、自分が入る時と入らない時を
使い分けています。守備の時は2センター(バック)の前で、自分がしっかり
(相手選手に)つく。その時は、自分がCBと同じラインに入ることはほとんどなくて、
自分が前でスペースを消しながら、CBを助ける動きはできていたと思います」
つまり森重自身の判断で、この日の日本の最終ラインは3枚(あるいは5枚)になったり
4枚になったりしていたわけである。ちなみにアギーレからは、特に細かい指示は
なかったそうだ。「昨日(の練習で)初めてやったけれど、役割というものは
しっかり把握していたし、整理して(試合に)入れたので」とは当人の弁。
森重がこのポジションを任されたのは、そうした適応能力を買われてのことだったのかもしれない。
◆「チームに戻ってしっかり修正したい」
「日本のプレーで一番驚いたのは、4バックが非常に安定していたことだ」――
ウルグアイのセルソ・オテロ・キンタス監督代行は、試合後の会見でこのように
述べている。多少の社交辞令はあったかもしれないが、手堅い守備の伝統を持つ
ウルグアイの指導者からこのように言われたのは、決して悪い気はしない。確かに、
実質3日間のトレーニングだけで挑んだ急造ディフェンスラインにしては、そこそこ機能
していたと思うし、何より崩されての失点がひとつもなかったことは評価されてもよいだろう。
それだけに、日本の失点がいずれも自分たちのミスによって生じたものとなったのは、
返す返すも残念である。最初の失点は、前半34分。何気ない酒井宏からの
バックパスに、坂井がトラップミス。相手DFから離れたボールを、ウルグアイの
選手たちは見逃さなかった。とっさにエディンソン・カバーニが間合いを詰めて奪い、
マルティン・カセレス、ディエゴ・ロランとパスが回って、最後はカバーニが巧みに
ゴールに流し込む。次の失点は後半25分。マキシミリアノ・ペレイラの
(日本から見て)左からのクロスを、酒井宏がヘッドで中央にクリアしてしまう。
ニコラス・ロデイロのシュートは、いったんは川島が止めて、坂井が遠くに
蹴り出そうとするも、最後はアベル・エルナンデスが詰めてネットを揺らした。
(続く)
4: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 21:51:00.82 ID:li04JCbz0.net
自分たちのサッカーは何があろうと貫かないといけないわけだろ?
それが日本人たるアイデンティティなわけだから
それが日本人たるアイデンティティなわけだから
5: ブリーフ仮面(第四十一期次席卒業生)φ ★@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 21:51:00.91 ID:???0.net
(続き)
もちろん、日本にもチャンスがなかったわけではない。前半17分、岡崎が左サイドで
ホセ・マリア・ヒメネスをかわしてクロスを供給し、これを皆川がフリーでヘディングシュートを
放つも、ボールはバーを越えてしまう。後半43分には、途中出場ながら代表デビュー
となった武藤嘉紀が思い切ったミドルシュートを放つも、弾道はポスト左を直撃。
どちらも非常に口惜しいシーンではあるが、逆にもし決まっていたら、どちらも代表デビュー
だっただけに、すさまじいまでのスターシステムが発動していたことは容易に想像できる。
ところで同じ代表デビューでも、結果として2つの失点に絡んでしまったCBの坂井は、
何ともほろ苦い初陣となってしまった。ミックスゾーンで話を聞くと「チーム(サガン鳥栖)に
戻ったら、しっかり練習しないと」という言葉を何度も繰り返していたのが印象的だった。
「(プレーの出来は)ぜんぜん良くないんですけれど、やれる部分とやれなかった部分は
はっきりした。(やれなかった部分は)チームに戻ってしっかり修正したい。
結果は良くないけれど、レベルの高い試合だったし、次につながるとは思う。
次また呼ばれるか分からないけれど、今日できなかった部分を克服できれば、
またチャンスは来ると思うし、そう信じてやるしかないですね」
◆ウルグアイ戦でのポジティブな要素は3点
「昨年、ウルグアイは日本に4-2で勝っている。それ(=当時の日本代表)は
3年間、一緒にやってきたチームだった。今回は、3回しか練習していないチームだった。
ただし、どんな状況であっても、ウルグアイはウルグアイだ」(アギーレ)
冷静に考えれば、この日の日本がウルグアイに勝利する要素が極めて乏しいことは、
直近のワールドカップ(W杯)をテレビで見ていた人なら誰でも分かっていたはずだ。
その意味では、これだけ短い準備期間で、しかもA代表デビューが4人もいた中で
(後半44分には森岡亮太が出場)、失点を2点に抑えたことについてはそれなりに
評価してもよいように思う。もちろん失点の原因となったミスは論外だが、
スコア以外でもいくつかポジティブなトピックスのあるゲームであったと個人的には考える。
私がこの試合で感じたポジティブな要素は3点。すなわち
(1)戦う姿勢が明確であったこと、(2)選手の応用力を試せたこと、
(3)「自分たちのサッカー」との決別、である。以下、それぞれについて言及したい。
(1)については、先のW杯で日本が最も足りていないと感じていた部分であり、
アギーレ新体制になって強く望みたい要素であった。この点については、
ミスによる失点シーンがあっても皆が下を向くことなく、代表のキャリアに関係なく
最後までしっかり戦ったことを評価したい。
(2)については、後半途中からシステムを4-4-2に変えた時が最も顕著であった。
武藤によれば、4-4-2へのシステム変更は「途中からいきなりでしたね。
練習でもやっていなかった」そうである。あるいはアギーレは、日本の選手の
応用力を試すために、あえて練習で試していないシステム変更を命じたのかもしれない。
問題は(3)だ。この試合での日本は、アルベルト・ザッケローニ時代の
「自分たちのサッカー」の構成要素である、ポゼッションや緻密なパスワークや
攻撃的サッカーを(あえて?)排した上で、相手の攻撃に応じて守備の陣形を変化させ、
そして最終ラインからのロングフィードを多用していた。いずれもザッケローニ政権下では、
あまり見られない戦い方である。私にはアギーレが初陣で見せたサッカーが、
いわゆる「自分たちのサッカー」との決別であるように感じられてならなかった。
とりあえず日本は、相手がどんなに強くても「自分たちのサッカー」を貫くという、
いささか身の程知らずであった態度を卒業することにはなりそうだ。しかし一方で
気になるのが、ザッケローニ時代との整合性と継続性である。たまたま相手が
格上のウルグアイだったから、このような戦い方になったのか。それとも日本は今後も、
守備を固めて最終ラインからロングボールを多用したサッカーを目指すのか。
アギーレ自身は「引き出しの多い」監督ゆえ、どちらの可能性もあり得ると思う。
9日のベネズエラ戦はその点を踏まえながら、主に攻撃面にフォーカスすることにしたい。
もちろん、日本にもチャンスがなかったわけではない。前半17分、岡崎が左サイドで
ホセ・マリア・ヒメネスをかわしてクロスを供給し、これを皆川がフリーでヘディングシュートを
放つも、ボールはバーを越えてしまう。後半43分には、途中出場ながら代表デビュー
となった武藤嘉紀が思い切ったミドルシュートを放つも、弾道はポスト左を直撃。
どちらも非常に口惜しいシーンではあるが、逆にもし決まっていたら、どちらも代表デビュー
だっただけに、すさまじいまでのスターシステムが発動していたことは容易に想像できる。
ところで同じ代表デビューでも、結果として2つの失点に絡んでしまったCBの坂井は、
何ともほろ苦い初陣となってしまった。ミックスゾーンで話を聞くと「チーム(サガン鳥栖)に
戻ったら、しっかり練習しないと」という言葉を何度も繰り返していたのが印象的だった。
「(プレーの出来は)ぜんぜん良くないんですけれど、やれる部分とやれなかった部分は
はっきりした。(やれなかった部分は)チームに戻ってしっかり修正したい。
結果は良くないけれど、レベルの高い試合だったし、次につながるとは思う。
次また呼ばれるか分からないけれど、今日できなかった部分を克服できれば、
またチャンスは来ると思うし、そう信じてやるしかないですね」
◆ウルグアイ戦でのポジティブな要素は3点
「昨年、ウルグアイは日本に4-2で勝っている。それ(=当時の日本代表)は
3年間、一緒にやってきたチームだった。今回は、3回しか練習していないチームだった。
ただし、どんな状況であっても、ウルグアイはウルグアイだ」(アギーレ)
冷静に考えれば、この日の日本がウルグアイに勝利する要素が極めて乏しいことは、
直近のワールドカップ(W杯)をテレビで見ていた人なら誰でも分かっていたはずだ。
その意味では、これだけ短い準備期間で、しかもA代表デビューが4人もいた中で
(後半44分には森岡亮太が出場)、失点を2点に抑えたことについてはそれなりに
評価してもよいように思う。もちろん失点の原因となったミスは論外だが、
スコア以外でもいくつかポジティブなトピックスのあるゲームであったと個人的には考える。
私がこの試合で感じたポジティブな要素は3点。すなわち
(1)戦う姿勢が明確であったこと、(2)選手の応用力を試せたこと、
(3)「自分たちのサッカー」との決別、である。以下、それぞれについて言及したい。
(1)については、先のW杯で日本が最も足りていないと感じていた部分であり、
アギーレ新体制になって強く望みたい要素であった。この点については、
ミスによる失点シーンがあっても皆が下を向くことなく、代表のキャリアに関係なく
最後までしっかり戦ったことを評価したい。
(2)については、後半途中からシステムを4-4-2に変えた時が最も顕著であった。
武藤によれば、4-4-2へのシステム変更は「途中からいきなりでしたね。
練習でもやっていなかった」そうである。あるいはアギーレは、日本の選手の
応用力を試すために、あえて練習で試していないシステム変更を命じたのかもしれない。
問題は(3)だ。この試合での日本は、アルベルト・ザッケローニ時代の
「自分たちのサッカー」の構成要素である、ポゼッションや緻密なパスワークや
攻撃的サッカーを(あえて?)排した上で、相手の攻撃に応じて守備の陣形を変化させ、
そして最終ラインからのロングフィードを多用していた。いずれもザッケローニ政権下では、
あまり見られない戦い方である。私にはアギーレが初陣で見せたサッカーが、
いわゆる「自分たちのサッカー」との決別であるように感じられてならなかった。
とりあえず日本は、相手がどんなに強くても「自分たちのサッカー」を貫くという、
いささか身の程知らずであった態度を卒業することにはなりそうだ。しかし一方で
気になるのが、ザッケローニ時代との整合性と継続性である。たまたま相手が
格上のウルグアイだったから、このような戦い方になったのか。それとも日本は今後も、
守備を固めて最終ラインからロングボールを多用したサッカーを目指すのか。
アギーレ自身は「引き出しの多い」監督ゆえ、どちらの可能性もあり得ると思う。
9日のベネズエラ戦はその点を踏まえながら、主に攻撃面にフォーカスすることにしたい。
10: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 21:53:51.12 ID:0QhwKXJ30.net
代表戦の後の宇都宮さんのコラムはいつも楽しみ。
12: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 21:56:48.09 ID:jDNS6Hzn0.net
ウルグアイやコロンビアなんかにボールを持たせられる展開になったら
日本は勝ち目が極めて薄い
日本は勝ち目が極めて薄い
13: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 21:57:35.49 ID:FMrzJDI60.net
弱い相手用のパスサッカーと強い相手用の守備重視のカウンターサッカーをしつつ
局面に応じて緩急、柔軟に使い分けることをして欲しいが・・・
アギーレはシステムに当てはまる選手選びをして
選手の個性を見抜いて活かすタイプじゃ無さそうだな。
局面に応じて緩急、柔軟に使い分けることをして欲しいが・・・
アギーレはシステムに当てはまる選手選びをして
選手の個性を見抜いて活かすタイプじゃ無さそうだな。
40: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 23:30:27.32 ID:VCkJnr0y0.net
>>13
これ
自分としてはモイーズのようになる未来しか見えない
これ
自分としてはモイーズのようになる未来しか見えない
41: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 23:37:06.55 ID:8HvGTuWd0.net
>>13
だろうね。となるとトルシエ時代の俊輔のように
そのポジションに求めるものを備えてない選手は今まで主力でも切られる可能性大。
本田香川やばいかもよ?柿谷は終了だな。
だろうね。となるとトルシエ時代の俊輔のように
そのポジションに求めるものを備えてない選手は今まで主力でも切られる可能性大。
本田香川やばいかもよ?柿谷は終了だな。
14: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 21:57:39.37 ID:IXU8eqYb0.net
アギーレジャパン初陣後の本田
―今日の試合の収穫と課題は?
「収穫はディフェンス面。ディフェンスに特徴のある選手が多かったけど、ウルグアイ相手にミスを犯さなければ、
ほとんどやらせなかった。課題はたくさんあるけど、それぞれの特長を日本代表の場で出すこと、そしてそれをお互いに理解すること。
短い時間であれをやろう、これをやろうというより、持っているものを出してかみ合わせればサッカーになる。
自分たちの良さを出せなかったことが課題。結果、ウルグアイが勝ったということが力の差そのもの。それは明らか」
ワールドカップ コートジボワール戦後の本田
「もちろん、負けて気分が良い人はいないし、ショックはショックなんですけど。負けたこと自体がショックなんじゃなくて、
自分たちの良さを出しきれずに敗れてしまったことのほうがショックで。
もちろん、それをさせてもらえなかった、パワーバランスで向こうのほうが上回っていたことは認めますけど。
その準備ができなかったっていうのはむしろ、自分としてはショックだった」
ブラジルワールドカップ
>自分たちの良さを出せなかったことが課題
アギーレジャパン
>自分たちの良さを出しきれずに敗れてしまった
なんも変ってねえw
―今日の試合の収穫と課題は?
「収穫はディフェンス面。ディフェンスに特徴のある選手が多かったけど、ウルグアイ相手にミスを犯さなければ、
ほとんどやらせなかった。課題はたくさんあるけど、それぞれの特長を日本代表の場で出すこと、そしてそれをお互いに理解すること。
短い時間であれをやろう、これをやろうというより、持っているものを出してかみ合わせればサッカーになる。
自分たちの良さを出せなかったことが課題。結果、ウルグアイが勝ったということが力の差そのもの。それは明らか」
ワールドカップ コートジボワール戦後の本田
「もちろん、負けて気分が良い人はいないし、ショックはショックなんですけど。負けたこと自体がショックなんじゃなくて、
自分たちの良さを出しきれずに敗れてしまったことのほうがショックで。
もちろん、それをさせてもらえなかった、パワーバランスで向こうのほうが上回っていたことは認めますけど。
その準備ができなかったっていうのはむしろ、自分としてはショックだった」
ブラジルワールドカップ
>自分たちの良さを出せなかったことが課題
アギーレジャパン
>自分たちの良さを出しきれずに敗れてしまった
なんも変ってねえw
17: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 22:00:38.89 ID:biAKrVdu0.net
日本人って結局これなんだよな
失敗した前任者を叩いてアンチザッケローニになるだけ
前任者を否定すれば、それだけで進歩した気になってる
自民党が不満という理由だけで民主党に政権委ねたときから何もかわらんわ
失敗した前任者を叩いてアンチザッケローニになるだけ
前任者を否定すれば、それだけで進歩した気になってる
自民党が不満という理由だけで民主党に政権委ねたときから何もかわらんわ
20: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 22:03:50.05 ID:EXRSR6dl0.net
目指せ、弱くても勝てますサッカー
25: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 22:11:09.86 ID:7+3sJsnu0.net
何で縦に早くができひんの?
27: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 22:18:37.37 ID:edNOvpEZ0.net
アンカーというか4123のワンボランチでさらに変化形が343
システムだけならザック以上の攻撃型だよね
こんなシステムやりたくても全員の守備が上手くないとできないし
守備サボったりとか偽装したりするバカがいたら破滅する
>>25
そもそも相手がウルグアイじゃあ縦は難易度高い
システムだけならザック以上の攻撃型だよね
こんなシステムやりたくても全員の守備が上手くないとできないし
守備サボったりとか偽装したりするバカがいたら破滅する
>>25
そもそも相手がウルグアイじゃあ縦は難易度高い
28: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 22:28:37.07 ID:oawhOc3E0.net
攻撃サッカーできないぐらいなら負けたほうがいいとか言ってた連中が
それをやったザックジャパンには総スカンだからなぁ
それをやったザックジャパンには総スカンだからなぁ
29: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 22:34:10.79 ID:aeJJf+uzO.net
>>28
攻撃的スタイルだったけど攻撃力は大したことなかったからね実際
攻撃的スタイルだったけど攻撃力は大したことなかったからね実際
31: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 22:36:29.30 ID:9gXymWm50.net
宮市 小屋松 永井の高速シャチホコ3トップにするべき
39: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/06(土) 23:16:29.74 ID:mlvF5G3D0.net
・強豪相手に堂々たる戦い
・日本のサッカーは世界に通用する
・ウルグアイに侍魂を見せつけた
・次は必ず勝てる
・新監督のもとでの調整不足
・4年後が楽しみになってきた
好きなの選べよ
・日本のサッカーは世界に通用する
・ウルグアイに侍魂を見せつけた
・次は必ず勝てる
・新監督のもとでの調整不足
・4年後が楽しみになってきた
好きなの選べよ
42: 名無しさん@恐縮です@\(^o^)/ 2014/09/07(日) 00:22:59.57 ID:GUkLEOjj0.net
本田がいるとfkを全部蹴りたがるので
外すしかない
蹴るのがうまい清武や柿谷にでも蹴らせておけよ
監督は関塚でいいよもう
外すしかない
蹴るのがうまい清武や柿谷にでも蹴らせておけよ
監督は関塚でいいよもう



