サッカー:韓国の高校生5人、独ドルトで入団テスト
具滋哲の母校・輔仁高の選手5人
高校選手権での活躍で独スカウトの目に

 韓国の全国高校サッカー選手権でベスト8に残っている輔仁高(ソウル市)は、
2012年ロンドン五輪で韓国の銅メダル獲得の主役となった具滋哲(ク・ジャチョル)の
母校だ。具滋哲は輔仁高を卒業後、2007年から4年間、韓国プロサッカーKリーグの済州
ユナイテッドでプレーし、11年にはアジア・カップで得点王のタイトルを獲得、その後
ドイツ・ブンデスリーガに進出してボルフスブルクでプレーした。

 輔仁高の後輩たちが「第2の具滋哲」を目指している。同高2年のキム・デウォン(17)と
1年のキム・ホ、キム・スンウ、キム・ソンビン、キム・ホスン(以上、16)の5人は高校
サッカー選手権大会終了後、ブンデスリーガのドルトムントの入団テストを受けるため
ドイツに渡る予定だ。

 思わぬチャンスを手にしたのは、先月1日に慶尚北道盈徳郡で開催された15歳以下の
国際サッカー大会がきっかけだ。同大会に参加するために来韓したバルセロナ・ユース
チームが輔仁高と練習試合を行った際、第2の「孫興民(ソン・フンミン)」を発掘する
ためにドルトムント・ユースのセバスチアン・ゲフェルト・トレーナーが試合を視察に
訪れた。ゲフェルト氏は、キム・デウォンやキム・ホらが安定したボールさばきや
独創的なプレーでバルセロナ・ユースの選手と対等に戦っていることに注目。一緒に
試合会場を訪れた輔仁中・高のキム・ソクハン理事長(59)は「ゲフェルト氏は選手
5人の背番号を示して『入団テストを受けに来てほしい』と要請してきた。その後も
現地スカウトが何度も視察に来て選手たちのプレーを見てくれたため、5人とも入団の
可能性が高いのではないかと思う」と期待感を示した。

 今月7日に行われた新平高との16強戦で、後半ロスタイムに絵に描いたようなFKで
ゴールを決めて3-1での勝利に貢献したキム・デウォンは「思ってもみなかった
チャンスで、とてもワクワクしている。先輩たちの名に恥じないよう素晴らしい
プレーを見せたい」と意欲を見せた。入団テストに合格した場合、成人チームと
入団契約を結ぶか、孫興民のように高校を中退してドイツに渡り、ユースチームで
プレーすることになる。輔仁高のシム・ドクポ監督(41)は「主力選手らが一気に
抜けると今後のチーム運営が厳しくなるが、選手たちが海外進出のチャンスを
つかめるのであれば、韓国サッカーの未来のために快く送り出したい」と話した。

金泉(慶尚北道)=ユン・ドンビン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/10/09/2014100900566.html

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