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日本代表が着々と“本田依存”からの脱却を図っている。
親善試合ジャマイカ戦(10日、デンカビッグスワンスタジアム)、ブラジル戦(14日、シンガポール)
へ向けて調整を進めるアギーレジャパンだが、新主将のFW本田圭佑(28=ACミラン)
を取り巻く環境は大きく変化。ブラジルW杯の失敗を繰り返さないため、
本田に真っ向から意見を言う選手が増えたという。本田に対する“抑止力”が生まれ、
チームは一枚岩となりつつある。

冒頭以外は非公開での練習となった合宿3日目は、ジャマイカ戦に向けて戦術確認や
実戦形式のメニューが行われた。
新チームとなって2回目の合宿で選手たちの連係も日ごとに高まっているが、
やはりひと際存在感を放っているのが本田だ。今季はイタリアでゴールを量産するなど絶好調。
真摯な練習態度やリーダーシップにハビエル・アギーレ監督(55)は早くもほれ込んでおり、
周囲に本田中心のチーム作りを明言しているほどだ。同学年のFW岡崎慎司(28=マインツ)や
DF長友佑都(28=インテル)はもちろん、FW武藤嘉紀(22=FC東京)ら新顔からの信頼も厚く、
本田はピッチ内外でアギーレジャパンの中心に君臨している。

とはいえ「“本田ジャパン”になれば、ザックさんの時と一緒。またブラジルと同じ過ちを繰り返すことになる」
(Jクラブ関係者)という懸念があるのも確か。ザッケローニ前監督は本田と“心中”し、
システムも戦術も完全に依存。本田が故障などで不在の時や不調の場合はたちまちチームがガタついた。

当然、W杯メンバーだった選手たちにその記憶は新しく、本田をカリスマ視する新顔たちにも情報は入っている。
だが今回は“ブラジルでの二の舞い”を避けるため、チーム内に新たな動きが出てきた。

主力選手の一人は「誰かが中心になってその選手の言いなりになるのではなくて、
個人がそれぞれ自立して意見を持って全員がチームを背負うつもりで、という話はしている」。
チーム内では、実績や年齢に関係なく選手全員があくまで対等な目線で接する方針が確認され、
ミーティングや普段の会話などでも本田に真っ向から意見を言う選手も増えた。

ブラジルW杯に臨む前は、ピッチ外でも本田の影響力が強すぎるあまり、
他の選手は本田の意に沿わない意見を自由に口にできなかった。
そうしたギクシャクした雰囲気がW杯本番でのチーム崩壊につながった。
本田自身もそれを反省しているだけに、今回はスタンスを変えた。仲間の考えを積極的にくみ取り、
率先してイジられ役も買って出ているという。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20141009-00000033-tospoweb-socc

 ザックジャパンの失敗は過去の話。新チームでの成功に向け、本田も周囲の選手たちも劇的な変化を遂げている。

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