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 ブラジル攻略へ、ドイツの狙いはただ一つ。相手のダブルボランチにあった。ブラジルは不調 のパウリーニョが先発を外れ、フェルナンジーニョとルイスグスタボの布陣。この2人に激しいプ レスを掛け、浮き足立たせて中盤を掌握した。

 そこで大きな役割を果たしたのは、本来は守備的MFのケディラだった。豊富な運動量と鋭い 飛び出しを特長とする27歳は一つ前のポジションで相手ボランチを翻弄(ほんろう)し、ブラジル のパスコースをつぶした。

 先制点はケディラのクロスで得た右CKから。前半26分にはゴール前に飛び出し、その折り返しをクロースが決めた。3分後にはスピードに乗って走り込み、自らゴール。自身の強みを最大限に 生かし、王国を奈落の底に突き落とした。
 相手の弱点を突く戦術が、予想以上の相乗効果を発揮した歴史的大勝。ケディラとともに精力 的に動き回ったミュラーは「チームにはスピードがあり、プレーするスペースもあった」と振り返った。
レーウ監督は「素晴らしいパフォーマンスだった。試合開始直後から、ブラジルは判断に迷い、 混乱していた」と思惑通りの展開を自賛した。

http://brazil2014.headlines.yahoo.co.jp/wc2014/hl?a=20140709-00000087-jij-spo